Jリーグ31年目のシーズンに向けて 前編

J60チームのエンブレム、何チームご存知ですか。

「世界に類を見ない、
プロサッカーリーグ、60クラブの3カテゴリー制」

2月23日、
Jリーグ31年目のシーズンが開幕しました。

一昨日、J1の広島と浦和の試合を皮切りに
31年目のJリーグがスタートしました!
60クラブをJ1からJ3までの3つのカテゴリーに分け、
20チームのホーム&アウェイ方式で行われます。

お世話なった、ヴェルディが16年ぶりにJ1復帰、
各カテゴリーで昇格、降格をかけて熱戦が繰り広げられ、
サポーターの期待度も最高潮でしょう。

今回は、ファイナンシャルプランナーの立場から
今後のJリーグ展望をお話をさせて頂きます。

・プレミアリーグ
・第4の財源
・アジア戦略

プレミアリーグ方式

「クラブ数が多すぎてよくわからない」
「チームの実力の差がありすぎる」
「選手はサッカーだけで生活できるの」

私がJリーグについてよく聞かれる質問です。
かつて、ヴェルディに在籍(1986年〜2000年)したことがあるので、
その経験値でしか、お答えできませんが、

「チーム数は多すぎると思います」
「実力差は選手の補強の問題も含め、かなりあると思います」
「生活はできるものの、プロサッカー選手としてのステイタスを保てるのは、
ごく一部の選手だけかと思います」

と、私見を述べます。

これはJクラブの年間売上高によるものでもありますが、

公益社団法人 日本プロサッカーリ...
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) Jリーグの理念や組織、経営情報、規約などについて公開するオフィシャルコーポレートサイトです。

クラブの売上高が、チームの実力に比例していることがわかります。
しかしながら、J1トップの浦和では100億円に達せずです。
Jリーグが発足(1993年)した約30年前の同時期に、
世界最高峰のイングランドプレミアリーグ(1992年)もスタートしましたが、
現在の市場価格で、
マンチェスター・ユナイテッドと
約10倍の差が生まれてしまいました。

Jリーグ発足時10チームだったのが、60チームに増えたことは評価できますが、
年間の売上が1億円に満たないクラブがあるという事実も受け止めなければなりません。
次回の中編では財源についてお話したいと思います。

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