ハンバーガー店の危機

「今まで何個食べてきたでしょうか」

「ハンバーガー店」の倒産が年間最多を更新、
という記事が目に飛び込んできました。
記事をによると、倒産している店舗は、従業員数5名未満の小規模店が多く、
倒産理由は、販売不振がほとんどとされています。
本コラムは、「お金の勉強」ということでもお伝えしていますので、
ここである考察を指定したいと思います。
「ハンバーガー1個の価格はいくらにしたらいいのか!?」
みなさんはどのように考えますか。
昨年、私は、地元信用金庫主催の「起業セミナー」に参加していました。
その際の「お題」が、
おにぎり屋さんを起業した場合、おにぎり1個の価格設定でした。
起業を目指す方たちとグループになり、ディスカッションをしたことを
思い出しました。
その当時は、お米不足や価格高騰ではなかったので、
仕入れの値段から始まり、お店の家賃、人件費、その他にかかる経費などを
細かく計算した記憶があります。
「二極化の問題」
低価格なのか、高価格なのか。
ターゲットは!?
商品(具材)のアイデアは!?
私たちのグループが出した提案は、
「外国人観光客に、最高品質のお米を使って、
自分たちで具材をカスタマイズできる商品を高価格で販売する」
としました。
店舗の立地も観光地にほど近いところと設定し、
肝心のおにぎり1個の価格ですが、
「500円」とした記憶があります。
販売数は1日200個とし、1日の売上が10万円、
月25日の営業で考えると250万円の売上となります。
あくまでも計画の段階ですが、
この設定で、収支がトントンだったような気がします。
詳細はもっと詰めなければならないですが、
金融機関からの融資を考えると、返済も考えなければなりませんね。
初期投資の費用もかかります。

アメリカ大手のウェンディーズも苦戦しています。
先を読む力が経営者だけでなく、消費者にも必要ですね。
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