株価は上がる 前編

「10月4日は投資の日」

6日の東京株式市場で、日経平均株価が続伸し、
終値で4万7944円の終値を記録した。

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終値4万7944円 最高値を大幅更新 - Yahoo!ニュース 6日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末3日の終値より2175円26銭(4.75%)高い4万7944円76銭で取引を終え、史上最高値を大幅に更新した。上げ幅の大きさは歴代4...

本コラムで、何度何度もお伝えしていますが、
日経平均株価上昇が私たちの暮らしに直接影響することは、
あまりないのですが、
今回は、株価の仕組みについて、わかりやすくご案内します。

株価とは、結論から申し上げると、
「上がるようにできています」。

理由を説明する前に、
ここで言う株とは、株式市場全体や
その全体の動きを表すインデックス(株価指数)のことで、
個別銘柄のことではないと前置きしておきます。

また、期間についても短いスパンではなく、
5〜20年の長期で考えています。

その上で、お話するということになると、
インフレについて考えるとわかりやすいでしょう。

インフレとは物価が上がることに注視しがちですが、
上がるのはモノの値段だけではありません。
インフレはお金の価値が下がることでもあるので、
お金以外のものの値段が上がります。

例えば、お米やマンション、金(GOLD)などがそうです。
ここのところ、この3つは急上昇していますね。
その中に株も含まれています。

インフレとデフレについては、
すでにご案内したことがありますが、
歴史を振り返ると、人類史上、一時期
(日本の1990年代以降、世界恐慌後の1930年代など)
を除くと、インフレの時期の方が圧倒的に長く続いています。

Yahoo!ニュース
「日経平均5万円は通過点」ストラテジストが〈断言〉できる理由(THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン))... 本記事は、マネックス証券株式会社が2025年10月3日に公開したレポートを転載したものです。

次回は、貨幣制度の性質についてお話したいと思います。

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