日銀がETF売却を決定 前編

「ETFとは何ですか、投資信託とどう違うの!?」

みなさんからの声が聞こえてきそうですね。

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日銀(日本銀行)は19日の金融政策決定会合で、
保有するETF(上場投資信託)と不動産投資信託(REIT)を
市場で売却することを決めた。
2026年初めごろからの売却開始を目指す。
(9/20日本経済新聞の朝刊一面から抜粋)

私たちの生活にはどのように影響してくるのでしょうか。
まず初めに、わからない金融用語から解説していきます。

ETFをご案内する前に、投資信託からご案内すると、
投資信託とは、
投資家(私たち)から集めたお金をひとつにまとめ、
運用の専門家が株式や債券などに分散投資する仕組みです。

一方で、ETFとは、
上場投資信託の略で、
取引所(Exchange)で取引される(Traded)投資信託(Funds)
のことです。

それぞれの特徴から見てみましょう。
投資信託は、銀行や証券会社で購入でき、少ない金額より積立投資が
可能です。運用成果に応じて、自動的に再投資もできるので、
常に元本と利益に対して運用が続いていく「複利効果」を得られます。
デメリットとしては、
売買時にかかる手数料が高いことと、株式のようにリアルタイムの取引が
できないことなどが挙げられます。

ETFは、
東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託なので、
自分の希望する価格やタイミングで売買することが可能です。
投資信託に比べると売買手数料が低いこともメリットです。
リアルタイムで取引できることも魅力ですね。
「指値注文」「信用取引」などもありますが、
こちらは、次の機会にご案内します。
デメリットとしては、
投資信託のように自動積立や分配金が自動的に再投資されないことです。
リアルタイムで取引されるため、市場が混乱している時は、
売却しにくいケースもあります。
わかりやすいサイトがありますので、ご覧ください。

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投資信託とETFの違いはご理解いただけましたでしょうか。

次回は、今回の日銀の決定が、
私たちの生活にどのように影響するのか、
ご案内します。

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