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「投資の三原則」

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S&P500とオールカントリーから一歩踏み出して、投資の幅を広げるには? | PRESIDENT Growth 「お金持ちになれなくてもいい。ただ、お金に悩まない楽しい人生を送りたい」——。そんな願いを抱くプレジデントグロース編集部員が、金融機関の「中の人」・アセットマネジ...

本コラムでは今まで何度もお伝えしてきましたが、
投資の三原則、今回は「分散」について、お話していきたいと思います。

「卵は一つの籠に盛るな」

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投資の「格言」のひとつです。
卵を一つの籠ではなく、分けていたから全部割れずに済んだ、
とここまでは誰しもが聞いたことがあると思います。
さらに進んで、
割れなかった卵が孵化して、雛となり、やがて親鳥となって、
再び卵を産みます。
つまり、「卵」は「収益を生む」存在としても使われている
ことになります。

「S&P500、オルカンって聞いたことはありますか」

S&P500とは、
ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している企業のうち、
約500銘柄に分散投資できる投資信託
オルカンとは、オールカントリーの略語で、
全世界の株式に分散投資できる投資信託
になります。

資産運用は、
「どんな非課税制度を使い、何に投資するか」を明確にすることが
大切です。
それでは何に投資したら良いのでしょうか。

「上記2つの投資信託を使っていれば大丈夫なのでしょうか」

『GAFAM』に『TESLA』『NVIDEA』の2社加えた7社のことを『マグニフィセントセブン(荒野の七人)』と呼んでいます。
マグニフィセント・セブンは、時価総額だけでなく、
業績面でも影響が大きいと言えます。米国を代表するS&P500指数構成銘柄の500社の売上高のうち、
マグニフィセント・セブンが占める割合は約10%となっています。

オルカンの主要銘柄もこの7社が占めています。
要するにアメリカ企業が中心の外国株式となっています。
果たしてこれで「分散投資」といえるのでしょうか。

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