消費税について教えてください 前編

「令和6年度予算で23.8兆円です」
今、何かと話題の財務省が作成したデータです。
要約すると、
「消費税は、幅広く全世代の国民から徴収する税金で、
年金、介護、医療、子育てに関する社会保障として使われ、
諸外国を見てみても10%いう税率は低い、
また、経済、不況、人口減少などにも比較的影響されにくい、
安定した税収が得られる」
といったところでしょうか。
そもそも消費税とは、総務省のデータをご覧ください。
1989年(平成元年)3%〜スタート
1997年(平成9年) 5%
2014年(平成26年)8%
2019年(令和元年)10%〜現在に至る
税率から見てみても明らかですね。
この30年、不況が続く中、消費税は上昇し続けています。
商品の販売やサービスの提供に対してかかる税金ですから、
不況であれば、国民の消費は減少します。
なおかつ、賃金が上がっていませんので、
消費は落ち込むばかりです。
この状況下において、
消費税は、なぜ減税されず、増税し続けるのでしょうか。
「消費税を減税すると、社会保障費の財源がなくなる」と
減税反対の国会議員は言います。
果たして本当なのでしょうか!?
次回は、消費税が組み込まれている「一般会計」の仕組みについて
お話をさせていただきます。
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