欧州の小クラブ

「Jリーグの目指すべき姿かもしれません」

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日本代表を支える「欧州の小クラブ」(1)谷口彰悟ら日本代表を輩出!「日本人7人」がベルギー・リーグ戦の...  年内最後の活動をおこなっているサッカー日本代表で、最も多くの人材を送り出しているクラブがある。けっしてビッグクラブとは言えない、ベルギーのシントトロイデンVVだ...

サッカーライター、大住良之さんの興味深い記事がありました。
以前お伝えしたことがありますが、
大住さんとは、女子サッカーリーグの創生期に対戦したことがあり、
いろいろとお世話になりました。

今回は、ベルギーリーグの話になりますが、
欧州のサッカーリーグを世界ランキング別に見ると、
1.プレミアリーグ(イングランド)
2.ラ・リーガ(スペイン)
3.セリエA(イタリア)
4.ブンデスリーガ(ドイツ)
5.リーグ・アン(フランス)
と欧州5大リーグが上位を占めています。
6位以下は、ポルトガル、オランダ、ベルギーの順となり、
ここまではすべて欧州リーグです。
9位にようやく、アメリカのMLSが入り、
10位にトルコの国内リーグがランクインしています。
南米のリーグはトップテンには入っていません。
ちなみに、我が国のJリーグは、24位となっています泣

本題に戻りましょう。
ベルギーリーグの「シント=トロイデンVV」とは、
どのようなチームなのでしょうか。

「日本の企業がオーナーで日本人選手が多数在籍している」
という印象しか受けませんでしたが、
大住さんのコラムを見ると、
現在の日本代表を支える意味でなくてはならない存在で、
先日の国内リーグでは、日本人選手が同時に7名もピッチに立ちました。

クラブ側としては、所属する選手を国家代表に出すことは、
名誉なことですが、心配なのは「怪我」です。
選手の給料を支払っているのは、代表ではなくクラブです。
欧州から日本への移動となると、時間もかかり、
コンディションの問題もあります。
それらの問題をすべて受け入れ、快く選手を出してくれるクラブは
ほとんどありません。

シント=トロイデンVVと日本代表は相性がいいのでしょう。
現キャプテンの遠藤選手を始め、30名もの代表選手を排出し、
その選手たちが欧州5大リーグにステップアップすると、
億単位の移籍金も入ってきます。
クラブの成長に大きな影響を与えていますね。

日本のJリーグも
欧州リーグへのステップアップリーグ的な要素があっても
良いのではないでしょうか。
移籍金が発生すれば、クラブも資金が潤沢になります。

お金だけが目的であれば、長続きしませんが、
大住さんのコラムによると、
段階的にクラブの強化に携わり、スポンサーとしての立ち位置を
崩さなければ、「我が町のクラブ」として、誇りになってくれるだろう、
と書いています。

「プロは強化と育成は両立する」

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