株価は上がる 後編

「現代の経済は「信用貨幣」に基づいており、銀行の貸出によって通貨が増えていきます」

信用貨幣とは何でしょう。
もう一度、整理してみましょう。

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そもそも貨幣とは、
商品やサービスの交換に使われる「お金」のことです。
我が国で貨幣と呼ばれるものは、
500円、100円、50円、10円、5円、1円の6種類の硬貨のことで、
硬貨には「日本国」と刻印されています。

「えっ、お札(紙幣)は貨幣ではないのですか!?」

AIの回答では、
広義には、硬貨や紙幣だけでなく、預金などの信用貨幣も含まれます。日本では、法律上「貨幣」は造幣局が製造し政府が発行する硬貨を指し、日本銀行券(紙幣)とは区別されています。

要するに、信用貨幣とは、銀行券、手形、小切手、預金通貨などのことで、
信用を基盤として流通する貨幣の代替物を指します。

今回のテーマ、株価は上がるでは、
以前、紹介した、「風が吹けば桶屋が儲かる」的な思考でお話すると、
経済成長とともに、お金の供給量が増えると物価が上がる傾向にあり、
インフレが加速すると、お金以外のものの値段も上がることになります。
当然株価もその中に含まれます。

グローバル(世界的)に見ると、新興国の人口増、所得増が、
世界的インフレ圧力を生み出していることにもなります。

世界ニュースの映像で、
「住宅や道路が整備されていない土地で、人々が携帯電話を握りしめ、
何かをしている光景が映し出されることがありますね」
そのことに違和感を感じませんか。

裸足の国で靴を売る話は、
マーケティングの世界では有名ですが、今や、靴ではなく携帯電話なのですね。

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