株価は上がる 前編

「10月4日は投資の日」
6日の東京株式市場で、日経平均株価が続伸し、
終値で4万7944円の終値を記録した。
本コラムで、何度何度もお伝えしていますが、
日経平均株価上昇が私たちの暮らしに直接影響することは、
あまりないのですが、
今回は、株価の仕組みについて、わかりやすくご案内します。
株価とは、結論から申し上げると、
「上がるようにできています」。
理由を説明する前に、
ここで言う株とは、株式市場全体や
その全体の動きを表すインデックス(株価指数)のことで、
個別銘柄のことではないと前置きしておきます。
また、期間についても短いスパンではなく、
5〜20年の長期で考えています。
その上で、お話するということになると、
インフレについて考えるとわかりやすいでしょう。
インフレとは物価が上がることに注視しがちですが、
上がるのはモノの値段だけではありません。
インフレはお金の価値が下がることでもあるので、
お金以外のものの値段が上がります。
例えば、お米やマンション、金(GOLD)などがそうです。
ここのところ、この3つは急上昇していますね。
その中に株も含まれています。
インフレとデフレについては、
すでにご案内したことがありますが、
歴史を振り返ると、人類史上、一時期
(日本の1990年代以降、世界恐慌後の1930年代など)
を除くと、インフレの時期の方が圧倒的に長く続いています。
Yahoo!ニュース


「日経平均5万円は通過点」ストラテジストが〈断言〉できる理由(THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン))...
本記事は、マネックス証券株式会社が2025年10月3日に公開したレポートを転載したものです。
次回は、貨幣制度の性質についてお話したいと思います。

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