🆕 最低賃金

「最低賃金と時給の関係性は!?」
時給は1時間単位で支払われる賃金のことを指し、最低賃金によってこの時給の最低金額が決まるので、最低賃金と時給は深い関係で結ばれていると言えるでしょう。 また最低賃金は「時給額」で定められていますが、月給制や日給制などの全ての給与形態に適用されます。
とあります。
全都道府県で時給が、1,000円を超えたというニュースが入ってきました。
その金額が高いか安いかを別として、
なぜ今、このようなニュースが流れてくるのでしょうか!?
2029年度までに政府は、
最低賃金を1,500円まで引き上げることを目標としています。
今回、時給1,000円を突破したことで、右肩上がりに推移していると
言いたいのでしょうか。
以前、コラムで書かせてもらいましたが、
遡ること45年前、私が高校1年生の頃、
アルバイトの時給は500円でした笑
近所のスーパーの「精肉売り場」で働かせてもらいましたが、
初めて経験したアルバイトだったので、
「働いてお金をもらうことは大変だな〜」と実感しました。
こうして見てみると、
約50年で時給額が、500円(1980年)から1,500円(2029年)になれば、
所得(収入)としては3倍になるので、
まずまずではないかと感じていませんか。
それは大きな間違いです。
その答えは、おわかりの方も多いと思います。
ズバリ「税金です」。
初めてアルバイトをした時に「所得税」というものを知りました。
働いて得たお金から税金を納める、
少し大人になったような気分でしたが、
今では、社会保険料と合わせると、実質賃金にかなり影響しています。
また、支出の部分を考えると、
わかりやすい例は、「消費税」です。
1989年(平成元年)に3%からスタートし、今では10%になっています。
「働けど働けど、我が暮らし、楽にならざりけり」
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