🆕 年収の壁

「久しぶりに、今さら聞けないお金の話です」
聞いたことはありますが、理路整然と説明できません。
自分自身に起こっていることであろうと尚更です。
ご安心ください。
「年収の壁」とは、
それを超えると、税金や社会保険料の負担が生じる一定の年収額の境目のことです。
ここでいう税金とは所得税、
社会保険料とは健康、厚生年金保険への加入、
国民健康、国民年金保険への加入義務のことを指します。
この時期、年末調整ということで、
会社から渡された書類に必要項目を記入し、提出しています。
みなさんは、詳しく理解して記入していますか!?
生命保険料控除については、本コラムでもお伝えしていますが、
年末調整の仕方については初めてかと思います。
相変わらず、分かりづらい説明ですね。
何人の人が、このHPを見て手順が理解できるのでしょうか。
年末調整とは読んで字のごとく、
会社が従業員に支払っている毎月のお給料から、
概算で徴収している所得税を精算することです。
簡単に言うと、
「年間を通して、所得税の支払いが多すぎないか、少なすぎないか」
を申告することです。
この年末調整と年収の壁は密接に関係しています。
それは何のことでしょうか!?
具体的なお話をしましょう。
夫(扶養者)は会社員で500万円の年収があります。
妻はパートで年間105万円の収入があります。
その場合の夫婦の年間の所得税はいくらになるのでしょうか。
夫も妻も毎月、所得税が給与天引きされています。
その場合、妻の収入が「年収の壁」に該当してくることになります。
上記の具体例は様々なパターンが考えられます。
扶養している子供はいるのか、
給与、所得、配偶者控除の他、何か控除する項目があるのか、
今、国会で盛んに!?議論されている、
103万円、106万円、130万円、150万円などは適用されるのか、
そのために年末調整が必要となります。
自分でここまで調べるのは大変です。
何度もお話していますが、
お近くのファイナンシャルプランナーに
是非一度、ご相談ください。

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