多摩川格差 前編

「家賃は高いが、子育ては安心!?」

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「東京は保育料ゼロ円」というママ友にモヤ…川崎のわが家は「月8万円」払ってます。ただ“多摩川を超えただ... 多摩川格差は、東京都が独自に使えるお金が多いことが背景として挙げられます。それぞれの自治体は、標準的な行政サービスをおこなうために必要な金額が決められており、足...

東京都と神奈川県の県境を流れる「多摩川」、
私の生まれ故郷の東京都三鷹市からも程近く、
小さい頃から親しみのある河川です。

1991年に結婚し、多摩川を越えて「神奈川県民(川崎市民」)」となりましたが、
今、この河川の境界を巡って、子育て論争が熱く展開されています。

みなさんは、東京、神奈川を横断する「小田急線」という路線を
ご存知でしょうか。
JRや私鉄の乗り入れはありますが、
基本、新宿駅を発着所として箱根(箱根湯本駅)や江ノ島(片瀬江ノ島駅)まで
行くことができます。
その中間辺りに、登戸駅(神奈川県川崎市)、
多摩川を挟んで和泉多摩川駅(東京都狛江市)という駅があります。
時間にすると電車で2〜3分くらいの距離です。

「東京都民か神奈川県民なのか」

比較してみましょう。
まずは市外局番が違います笑(固定電話はあまり見かけなくなったが)
・東京03番、神奈川県川崎市044番

固定費である家賃の相場が、東京都に住所があるだけで2〜3万円変わってきます。
「住民税」は、個人の所得で変わってくるので、比較をするのが難しいです。
物価についても東京、神奈川という括りではなく、千葉県や埼玉県を含む
「首都圏」ということで判断すると、あまり差は感じられません。

それでは、一番大きな違いは何なのでしょうか。
ずばり、子育てにかかる「お金」です。
ここで詳しく見てみましょう。

東京都は「地方交付税」をもらっていませんが、
税収入はいくらくらいなのでしょうか。

東京新聞デジタル
東京都の2025年度予算案、初の9兆円台に スイスやスウェーデンの国家予算規模に並ぶ 子育て支援に1兆円強... 東京都は31日、2025年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は前年度より7050億円多い9兆1580億円に上り、予算規模は4年連続...

東京都の予算、歳入の8割弱を占めるのは税収です。
特別会計を含めると、スイスやスウェーデンの国家予算に匹敵します。

では、子育てにかける予算はどのくらいなのでしょうか!?
後編では、もう少し詳しくお話したいと思います。

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