インド投資 前編

「中国を抜いて、世界一の人口へ」
以前、本コラムで、
国の成長を示す「ものさし」として、
人口と国土の大きさというお話をしたことがあります。
インドは、人口が14億人を超え、
近い将来、中国の人口を上回り、世界一となると言われています。
国土の方もロシア、中国には及ばないものの、
世界で7番目に広く、日本の国土の8.7倍と言われています。
人口が多いだけで「投資」に値するのでしょうか。
インド人は、どのような特徴を持っているのか、
大変興味深い話をご紹介します。
・数字に強い
二桁同士の掛け算を「九九」のように暗記している
紀元前より数学が使われ、0を発見した
・第二外国語が英語
ヒンディー語の他、地域によって様々な言語があるようですが、
英語を流暢に話す
・お洒落で社交的ではあるが…
時間にルーズ、宗教含め多様性があり、お金の話が大好き(笑)
これだけでは、疑問が残りますね。
地政学的にはどうでしょうか。
・アメリカとの時差が12時間
IT産業において、お互いに協力関係が構築できる
・全方位外交
陸続きで国境を接している中国やロシア(BRICKs)
アメリカや日本、オーストラリアとは太平洋でつながっている(QUAD)
また、IT産業が発展した理由のひとつとして、
身分制度「カースト制度」があります。
ITの分野は身分や家柄などは関係せず、身を立てることができます。
「ガンジス川で沐浴している人がいるかと思えば、
核も保有している国でもあります」
後編では、具体的な日本企業のインド投資をご案内します。
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