🆕 こども支援NISA

こども支援NISA
「また新しいNISAが出たのですか!?」

CFP認定ファイナンシャルプランナーの方が解説しています。
(私は、AFP認定となります笑)
こども支援NISAは、早ければ、2026年からの制度施行となります。
いったいどのような制度なのでしょうか。
わかりやすく解説させていただきます。
こども支援NISA(仮称)とは、
NISAの「つみたて投資枠」を18歳未満でも利用できる制度です。
現在、政府は、
0歳から、こども名義の口座を開設して投資ができる制度を目指して、
最終調整に入っています。
親や祖父母のNISA枠を圧迫せずに、こども名義で非課税運用ができるのが
大きな魅力ですね。
また、2023年末に廃止となった「ジュニアNISA」との違いは、
18歳まで引き出しができなかったジュニアNISAと比べて、
今回のこども支援NISAは、12歳で引き出しが可能と、
目的に合わせて教育費として使うことができます。

2年前に、新NISAがスタートして、
2025年6月末時点で、2,696万口座が開設され、
約63兆円ものお金が運用されています。
今回、金融リテラシーが高い層が「頭打ち」、
これ以上の口座開設が見込めないということもあり、
「横に広げる」ということで、
こどもや孫の名義が使われていると見る向きもあります。
厳しいことを言いますと、
「ジュニアNISA」はどうなったのでしょうか。
制度に問題があるかもしれませんが、124万口座も開設されました。
当然のことながら、運用は今も行われています。
いつもながらの考察になってしまいますが、
口座を開設して安心するのではなく、
非課税運用で利益を出して、資金が準備できたら安心してください。
みなさんの資金が、グローバル企業を中心として外国の株式で
運用されているのはご存知ですか。
日本の非課税枠を使って、外国の株式で運用している。
とても歪な制度だと思っているのは、私だけでしょうか。
コメント