金融経済教育(後編)

初代人生ゲーム!

「初代人生ゲームは、1960年代に登場!」

米ドルは世界の基軸通貨、
世界中のどこでも使うことができる、
石油の取引にも使われている、

など、
米ドルの信頼度は抜群ですね。
通貨は、その国の信頼度、安定度、経済の成長を示す
「ものさし」にもなります。
かつて、
金融商品には、米ドルの他、豪ドル、ユーロ建てなどが
ありましたが、今ではほとんど見かけなくなりました。

人生ゲームに、米ドルが使われているのは、
そうした背景もあり、「米ドル教育」ということが
浸透していたかもしれませんね。

本コラムの「お金の勉強最終編」

でも紹介しましたが、
このまま、米ドルが世界の基軸通貨として君臨し続けるのでしょうか。
キャッシュレス決済、仮想通貨、暗号通貨が進み、
貨幣経済が破綻してしまうのでしょうか。
悩みがまた増えていきますね。

結論からお話すると、
これからは、複数の貨幣と向き合い、
仮想通貨、暗号通貨にもある程度の理解が必要となってくるかと思います。

1米ドルが360円時代から、
現在では、150円前後となりました。
直近30年間の1米ドルの平均値は約111円です。
米ドルの動向も一喜一憂するのではなく、
注視する必要もありますね。
為替というのは、
世界にある通貨を交換すること、
為替取引で、互いの通貨を交換する時に比率を
「為替レート」と言います。

日本国内でしか通用しない「円」に依存する時代は、
終焉に近づいていると言っていいでしょう。

そのために身につけるべきことは、正しい金融の知識です。

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