円安、続くよどこまでも

「26日に、1米ドル=158円台をつけ、
1990年6月以来、34年ぶりに円安ドル高水準を記録しました」

USドル/円の為替レートの推移 – 世界経済のネタ帳

いったい円安はどこまで続くのでしょうか。
ここで、もう一度復習してみましょう。
円安が続くと、私たちの生活はどのように変わっていくのでしょうか。

「円の価値が下がる」
輸出産業にとってはメリットがありますが、
輸入産業には、コストアップの要因となり、デメリットが大きいですね。
具体的にお話すると、
企業のコストアップは、販売価格に反映されて、
食品や電気、ガス、ガソリンなどの価格が高騰し、
私たちの生活に直接結びついています。

食料やエネルギーの多くを輸入に頼っているわが国では、
急速な円安がマイナス影響を与えているのは事実ですね。
今後、原材料などの輸入コストが増加した企業が、
その生産拠点を海外に移すことも可能性としてあります。
そうなると、国内の労働者の雇用環境が失われ、
「経済の空洞化」が進みます。

「円安を食い止める」
・日銀による為替介入
・金利の引き上げ
・貿易収支の改善

日銀がドルを売って、円を買い、
ゼロ金利政策をやめる、
すでに実行していますが、
劇的な効果は出ていません。
海外に日本の製品を買ってもらう、
さらなる企業努力が必要です。

外国債券や外国株式に投資する!

円安のメリットとデメリットを理解し、
資産運用や投資に対して前向きに検討する。

「世界経済の発展を味方につける」
今後のキーワードになっていくことでしょう。

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